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  経営者ニュース   No.39 1999/11/1

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ご挨拶
船井オープンワールドに出席して
水からの伝言と言う写真集を見て
携帯電話の普及


  ご挨拶

秋も深まりました

 前回の経営者ニュースは、時間がなくてたいへん失礼しました。9月4日の船井オープンワールドに出席するために大急ぎで作りました。

 前号からA4版になりました。表紙の用紙の残部が少なくなって、これを機会にB5からA4にして表紙もパソコンで打ち出すようにしました。B5の表紙をスキャナーで取り込んでA4の大きさにカラープリントしたのです。理屈は判っていてもなかなかこちらの思うように動いてくれません。悪戦苦闘してやっと郵送できました。本来は10月の予定でしたが、鮮度が問題だと急ぎました。

 今回の分は、1月の予定でしたが繰り上げました。船井オープンワールドで見たり聞いたりしたことや、船井さんの本で読んだことを書きました。

 随分世の中の変化が速くなってきたようです。大きな銀行が三つも合併したり、損保も合併するようなことを言っています。日産が5つの工場を閉鎖して2万1千人の首切りを発表しました。いよいよ風雲急を告げてきました。リストラされる中年以上の人は気の毒ですが、やむを得ないのでしょう。自己責任というものは、たいへん厳しいものです。藤原直哉さんのワールドレポートによりますと、自己責任とは、そこまで厳しいものかと粛然とします。

 その藤原さんは、ハイパーインフレの危険を10月20日号で述べられています。「金」の出番があるのかも知れません。

 増田俊男さんは、「金」の出る幕はなく、戻り高値は売りだ。と言われるし、とても判断が難しくなってきました。

 ガンが治るとか、死んだものが生き返るとか、80%や90%もガソリンが節約できるとか、農薬やバイ菌やダイオキシンや環境ホルモンが瞬時に消える水やら、科学的に考えられないことばかり聞いたり見たりしてきました。

 斥力も聞いて来ました。万有引力の反対に斥力があるというのです。巨大な企業が潰れたり、合併したり、三井と住友の銀行が合併する世の中です。常識では考えられない出来事が次々に起っています。

 船井さんは、世界で初めて経営コンサルタントの会社を株式市場に上場した社長です。会社の社長さん連中の相談にあずかっている人です。そんな人が科学的常識に反することを喋っていたのでは、信用をなくし、仕事をなくすだけです。余程の確信と、見通しがないと、喋ったりしないでしょう。人を騙して得をすることはありません。10年以上こんな事を喋っているのですから。手品とか、詐欺に騙されてと言うこともないようです。

 常識に反すると、簡単に切って捨てることは間違いです。前向きに研究して行きたいと思います。

 気候が不順で急に冷え込んだりします、風邪など引かぬように気を付けて下さい。お体を大切にして、元気で明るく過ごしましょう。ご多幸を祈ります。

 
船井オープンワールドに出席して

 横浜で開催された船井オープンワールドに初めて出席した。新幹線のぞみも初めての体験です。快適なのぞみの乗り心地に満足し、素晴らしい我が国の技術に感心しながら、日本の現状が夢みたいな世の中だと感無量でした。時速270Km 以上で走って揺れもなく凄く快適なのです。

 今年は、「21世紀へのすばらしい確信」と言うテーマです。新横浜で地下鉄に乗り換えて「桜木町」に着きました。昔、桜木町大事故があったところです。あれは東京の郊外だとばかり思っていた私は、桜木町は横浜にあるのだと初めて勉強しました。国電(今のJR)の電車が丸焼けになって、窓に桟が打ちつけてあって満員の乗客が逃げ出せず大勢、焼け死んだ事故があったのです。今はそんな事もなかったかように明るく広々した駅前から、途中に動く歩道やら4〜5段のエスカレーターやらがあって快適です。動く歩道やエスカレーターで面白い発見がありました。みんな左に寄って整然と立っています。急ぐ人は右側を歩いていきます。

 全員が幼稚園で躾けられた子供のようです。ラッシュでなかったので地下鉄では1列に並んで乗車している風景は見なかったので少し安心しましたが、人混みが激しいのでしょうが東京では電車に乗るのに幼稚園児ではあるまいし、並らばんとよう乗らんのかと思っていました。

 大阪なら降りてくる人を押し込むように乗って行きます。降りる人は速く前の人にくっついて降りないと次の駅まで運ばれてしまいます。これが大阪のバイタリティです。並ばないので割り込む人もおりますが、疲れて座りたい人は、座らしてやったらよいやないか。いつも割り込む人間もおりますが、そんなヤツはそれだけの人間や、一生そうして貧乏くじを引くヤツや。

 横山ノック知事も選挙中にええ事やっとんがな、マッサージも呼んで盛んなこっちゃと鼻も引っかけへん。大阪の人間はそんなとこがおます。エスカレーターは大阪ではバラバラですが大体右に立っています。急ぐ人は左をつかえながら追い越していきます。動く歩道は殆どの人が歩いています。

 関東と関西では反対側に立つと言う違いはどこから来るのでしょうか。ちなみに三重県の名張では右側に立つ人が多いようです。(大阪へ通勤する人が多いせいかも)

 9月4日と5日の2日間国際大ホールと会議センターのメインホールの2つの大会場と3つの中会場と7つの小会場で、それぞれ講演とワークショップがあり聴衆は3万人を越えているという盛況です。捕らぬ狸の勘定をしてみると1人1日1万円ですから6億円の大会です。などと、人の懐を考えるのが税理士の悪い性(サガ)です。

 資本になりきって考える「増田俊男さん」遺伝子の「村上和雄さん」地球村の「高木善之さん」不思議の科学の「森田 健さん」右脳開発の「七田 眞さん」あの世の科学の「天外伺朗さん」末期ガン治療の「横内正典さん」等、とても盛りだくさんです。

 いちばん印象に残ったのは、本物の医師―――《ガンの名医》 と言う話です。
船井さんの言うことには、

 ガンで大変だという人が居ると、「もう大丈夫なようですよ」と言って上げたいと思うのです。私(船井さんのことです)のところに来たある人からのFAXの内容を転載します。とあって、

  船井先生へ
 先生に初めてお便り差し上げさせて頂きます。
税理士として先生の情報は大変有り難く、私の顧問先もすこしずつ変わって参りました。常日頃心より感謝申し上げていましたが、いくら感謝申し上げても申し足りない事が起きまして、お礼のお便りを差し上げました次第でございます。
 と言うのは、カセット情報98年8月号で東京中野区のガンの名医、横内先生のことを初めて知りました。私自身平成8年に乳ガンになりましたので、又再発したら東京まで出向こうと気楽に聞いておりましたところ、大阪在住の私の姉が8月の中旬胃ガンを宣告され、9月6日、胃の全摘出手術をするという報告を受け、びっくり致しまして、横内正典先生にご無理をお願い致し、治療していただきました。
 なんと、先生、姉は手術もしないで、12月には全くガンが無くなった由、本当に元気になり、横内先生のすばらしさに感激致しております。
 私も11月に東京に出向き診察して頂きました。その時、横内先生は、「船井先生は一つだけ間違って居られます。日本一のガンの名医でなく、私は世界一なんですよ」と冗談混じりにおっしゃいました。冗談にせよ、自分が世界一などと言い切れる先生のすごさに、岡山のコスモスクラブの会員の税理士さんたちも驚かされていました。
 何にせよ、姉はあちこち、すでにメスを入れた体ですから、もし手術を受けていましたら、今頃この世に存在していないのではないかと思います。(以下略)

このように書いてありました。カセット情報と言うのは、毎月一回私が(船井さんのことです)出しているテープで、去年の八月号で横内先生のことを話しました。

 横内正典というお医者さんを去年の4月に知って、それから今まで30数人のあと3ヶ月はもたないと宣言されたという末期ガンの人を横内さんに見てもらったのですが、殆どの人が治ったようだし、それらの人たちは、全員まだ生きているのです。

 横内先生はまずガンが大きくならないために、彼が開発した悪い電磁波をカットする電磁波除去装置を患者さんに使用させます。次にOリングテストで体の状態と、どういう治療法が良いかを徹底的に調べます。

 それから微細エネルギー、要するに一種の《気》を入れて体を正常化し、その上で自然の力を使って蘇生化を促すようなのです。

 横内さんの本が2冊出ています。一冊は『究極のガン治療』(たま出版刊)と言う本で、もう一冊は『末期ガンの治療承ります』(光雲社刊)です。

 これらの本を読みますと、彼の言っていることが私には論理的に納得できるのです。私は論理的に納得できないことは、皆さんにお話ししないことにしています。横内さんだけでなく、いつも私の話に出てきます東京、池袋で開業中の森時孝さんもガンの名医です。私の紹介だけでここ数年間で何百人と言う人を森先生は助けてくれました。

 去年は、痴呆症を治す名医の話をしましたが、こういう医師たちを知りますと希望が出てきますね。云々とあります。

 私(赤尾のことです)の周辺でガンの人が急に増えてきたように思います。数名の方はすでに亡くなられています。そして、10名ほどの方が入院中か予後の不安を抱えながらの生活です。もし本当に現代医学と違った方法でも、治癒が可能なら希望も湧いてくる話です。
 横内先生は、現在超多忙で、今予約して1年半ばかり治療待ちの状態らしいです。

 私と船井さんの出会いは、『包み込みの発想』からですが、のめり込んだのは『人間の研究』からです。もう何度も書いておりますから、ご承知と思いますが十字式の《気》の治療からです。10年余苦しんだ頭痛が一瞬に治った時から現代医学でない訳の分からない治療法があることに目を開かれたのです。40肩(と言っても60ン歳のときですが)の時も1分もかかりません。手を挙げても痛くないのです。こんな事ってあり?と言うのが私の感想です。それから何人かの人に紹介したのですが、あまり効いた様子がないので、今は殆ど紹介しなくなりました。そこで私の単純な考えですが《気》に敏感な体質の人と鈍感な体質の人が居るのではないのでしょうか。私は《気》に敏感なのかも知れません。

 しかし、ガンとなると命が懸かってきます。簡単に良い先生が居るよとは言えません。「ガンと闘うな」の近藤先生によると、抗ガン剤の延命効果には、疑問符が付くようですし、薬害による副作用も人間にとって限界のようです。手術の出来ないガンの人なら横内先生に診てもらったら好結果が出るのではないでしょうか。

 《気》と言うものは人間は誰でも使えるもののようです。こんな事を言うと赤尾先生、おかしくなったと思われそうですが、私は樹と話が通じるようです。どうも樹には意識のようなものがあってお互いに通じ合ってるようです。もちろん人間みたいに明確なものではありません。しかし色とりどりに咲く花は、自分の美しさをどうして解るのでしょう、きれいな花はキレイに咲きたくてきれいに咲いているのではないのでしょうか。そんな意志はどこから涌いてくるのでしょうか、栽培されている花ではありません。天然の自然の花です。あれは自己の主張であり、自己の意志でしょう。明快なものではなくとも、静かなそれで居て強烈な主張です。

 今の科学は意識とか意志とか精神とかは排除されて成り立ってきました。ところが量子力学では観測する人間の意識が観測される対象に影響すると言うのですから驚きです、最新の理論物理学ではこの世は10次元だと言うのです。我々の住む世界は立てよこ高さの3次元です。それに時間を入れて4次元とされています。それが最新の科学、最先端の量子力学では超ひも理論で10次元だと説明します。あとの6次元は掛け軸のようにきつく巻き取られているのだそうです。

 こんな最新の科学の説明についていけますか。天動説対地動説の時代が再び始まるようです。柔軟な頭にして置かんと脱落します。

 私見ですが、ガンを治そうとすると、一つの手だてでは歯が立ちますまい。

まず、水です。体の目方の6割か7割は水分です。この水が善くないと体に悪影響をもたらすでしょう。奇跡の水(西洋ではルルドの水が有名です。我が国でも名水と言われる水があります。)のような善い水を作るか買うか作戦を樹てねばならないでしょう。

 次は、塩です。普通塩と言えばNaClだと思っていませんか。確かに化学式はNaClでしょう。しかし、人間の食べる塩は食塩です。海の水から取った塩はにがりが入っています。この不純物は大切な微量成分が入っているのです。だが、そのままでは多すぎるのです。腎臓に負担が掛かりすぎると言います。いろいろな塩が出ています、その中から良いものを探し出す必要があります。

 電磁波も良くないと言われています。悪い電磁波をカットする必要があるのかも知れません。

電磁波をカットすると言うものがいろいろ出ています。これも確かなものを選び出す必要があります。

 《気》の達人も考へる必要があるでしょう。十字式もその一つです。それ以外にも凄い人が居るようです。《気》をCDに封入した山岸 隆さんの方法も要研究です。

 次に、大村恵昭先生の開発になる『Oリングテスト』が頼りになるようです。私は平成2年頃に本を買い求めて読みましたが、実践していませんでした。これを機会に修得しようと思っています。オーリングテストを一緒に研究する人を募りたいと思います。

 その他に、沖縄の比嘉照夫教授のEM―Xや波動の江本 勝さんの波動水もはずせません。また、ガンと言うものは、身内なのです。自分の血肉を分けた完全な身内です。ガンに効く薬は自分自身にも効くわけです。獅子身中の虫と言いますがこの虫はあくまで他者です。それに比べてガンは、血肉を分けた身内です。ガンを憎むのは間違いです。ガンを作ったのは自分自身です。自分が自分の意志で作ったのです。人は思ったとおりになるものですからガンも自分が創ったものです。生きていることの大切さを忘れていなかったでしょうか。その大切さを思い出すために、気付かせるために起こってきたのではないでしょうか。ガンに感謝をして、腹の底から、心の底から感謝したらそれだけでガンが消えたと言う話があります。四国に感謝療法をして成果があがって居る病院があると聞いています。

 生活態度のあらためも必要でしょう。野菜は農薬のかかってないか、少ないものを選んで食べることも必要でしょう。酒タバコはどうでしょう。タバコは即時にやめるべきでしょう。酒は強い酒は駄目でしょう、弱い酒を少量なら許されるときもあるでしょう。

 その他、炭や備長炭や竹炭等のグッズ・香りのアロマテラピー・音楽のヒーリングミュージック・サヌカイトの天から聞こえるような音・酵素・プロポリス・アガリクス、・フラボノイド・カテキン等検討すべきモノがいっぱいあります。

 総体的に、全体のバランスを考えて手を打つべきでしょう。ただ良いというものを、やみくもにやっても弊害が出る場合もあるでしょう。失敗しないように、慎重かつ大胆に実践せねばなりません。今の医学で治りにくい病気に対しての代替医療の研究を始めようと思います。

 宗教は一切関係ありません。難病で困って居る人や弱っている人やその家族は、共に考えてみたいと思います。

 まず手始めに、オーリングテストから始めたいと思います。参加してみようと思う方は手を挙げて下さい。ひやかしでもよろしい。

 最近は、自己責任とよく言われます。自己の責任において何事も処理しなくてはなりません。ワールドレポートの藤原直哉さんはその最近号で、東海村の放射能漏れ事故について、臨界状態にあることは会社は事故発生から10分後には知っていたというのである。あまりにも避難の範囲が狭く、避難のタイミングが遅かったのではないか。インターネット上には、東海村にある核燃料サイクル開発機構(JNC)による環境放射線モニタリング情報が出ている。その中のガンマ線の観測値に関する時系列データと気象の時系列データを見てみると、JNCのデータでいちばん大量に放射線が観測されたのは、事故発生の直後ではなくて、9月30日の午後6時から10月1日の午前5時までである。特に30日の午後10時と1日の午前3時の観測値は異常に上昇している。今回の事故では、本当に行政は何を根拠に安全と危険の境界線を決めたのかまるで明らかでないために、非常に強い疑心暗鬼が生まれている。行政がうそをつくなら、住民は自己責任を貫徹できるかどうかの境目である。放射能が危険であれば、出来るだけ外気に触れないで、逃げ出すことである。行政に任せて命を粗末にするか、自己の責任において大切に守るべきであるとの趣旨を書いて居られる。

 私など、遠い茨城県のことで全く呑気にしていたのですが、そこまで自己責任と言われると本当に途方に暮れる思いです。そこまで言い切られると粛然としたものを感じます。

「命」は自分で守れと言うことです。

 ガンのように、現代医学で治りにくい病気にも、自己責任で対処する必要があるのではないでしょうか。私は死病と言われた肺結核を現代医学で治しました。塘先生は命の恩人です。しかし、現代医学ではガンは早期発見早期手術と言います。全くその通りです。しかし手遅れとなると、或いは手術が出来ないと予後はどうでしょう、放射線治療、抗ガン剤等打つ手はあります。それらを試して見る必要はあります。それでも、駄目なときは、自己の責任において行動を起こすことが大切なのではないでしょうか。

 
水からの伝言と言う写真集を見て

 《水からの伝言》と言う写真集を見て驚いた。我々は通常「水」と言えばH2Oと考える。しかし、水について深く考察された江本 勝氏は、水を凍らせて、いろいろな水の表情を写真に撮ることによって、水に意識というか意志というか、そう言うものがあることを発見された。

 水を瓶に入れて、ワープロで打った字を見せてやると、「有り難う」のときと「馬鹿やろう」のときとは全く違う写真になる。何回もやって再現性があるというのだから驚きだ。水にも意識と意志があると言わねばなるまい。「有り難う」と漢字で書いても、Thank youと英語で書いても、ハングル文字で書いても同じようにきれいな結晶になる。しかし、それぞれに表情は違う。

 愛・感謝と書いたものは最高にきれいな見事な写真です。私は神々しいとまで思います。他に天使、悪魔、魂、しようね(共感形)、しなさい(命令形)、キレイ、きたない、など凄く判りやすい表情です。そして、大本教の出口王仁三郎、天照大神、ヒトラー、マザーテレサ等も出ています。

 水を写真の上に置くこともやっています。子供が笑っている写真では、細かい表情の写真になっています。札幌市・仙台市・金沢市・品川区・名古屋市・大阪北区・交野市・広島市・福岡市・那覇市・ロンドン・パリ・ニューヨーク・バンクーバー・ブエノスアイレス・マナウスの各地の水道水を凍らせて、雪印のマークのような結晶を写真に撮ってあります。各都市の現況がわかります。東京の品川が一番醜い写真です。大阪も悪いですが、最近はとても良くなったそうです。交野市那覇市が立派なものです。ロンドンとパリは駄目ですが、ニューヨーク、バンクーバー、ブエノスアイレス、マナウスは立派なものです。

 名水では、さすがにみんな良い相をしていますが、特に広島県の西条の湧水が一番です。見事です。フランスのルルドの泉の水は奇跡の泉と言われますが、納得します。川では隅田川が一番情けない顔をしています。富士川、滋賀県の安曇川は、ご立派と申し上げておきましょう。大阪の淀川は、苦悶しているようです。氷河の水もあります。

 各地の雨水もあります。酸性雨もあるのでしょう、地域よりも、時期の方が影響は強いようです。ダイオキシンの能勢の水や、臨界で放射能が放射された東海村の水はどうでしょうか。次回に入れて欲しいものです。
 音楽を聴かせた水は曲によって、いろいろな表情を見せますが韓国のアリランを聴かせた水は恋人の離別の歌の通り、はらわたがちぎれるような表情に見えます。曲によって違った表情になるのはどうしてでしょう。水が曲を理解しているのか、水が観測する人間の思いを読みとるのか不思議と言うより他ありません。

 だとすると、岩にも、土にも、意識か意志があるでしょう。すると地球にも意識や意志があるはずです。ガイアと地球を呼んで地球は生きていると言う人のことを笑ってはなりません。まことに、水に感情や、意志や、知恵などある筈がないと、単純に思わないでください。人間の意志や意識や感情が水に反映するなんて考えたこともありません。しかし、現実は先へ先へ進んで居ます。科学が間違っているとは言いませんが、幼稚なもであることは否定できません。今の科学がすべてであるなどと、たやすく言えなくなります。あるがママに現状を受け入れて謙虚に、万物に心の底から感謝しましょう。いくら感謝しても足りないくらいです。生きていることの有り難さ、生きていると言うことは、エントロピーがマイナスになることなのですが、物理学では「エントロピーは増大する。」と言うのが鉄則です。生きると言うことは、奇跡なのです。

 もの凄い写真集はいつでもお見せできますので、興味のある方は、申し出て下さい。本屋には出ておりません。6月1日に出して、9月1日に2版が出ています。口コミで売れているようです。手許にありますのでいつでも見ていただけます。写真集だから5〜6分で見られます。

 船井幸雄さんの本で、船井さんが今年になって特にびっくりした事を、3件書いて居られます。

  その一つは、船井さん自身が発明したもので、特殊な方法で、ホッキ貝を焼成して粉末にしたもので、この粉末が、O―157(オー157)などの大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌に対し、強い抗菌作用のあることが判ったのです。また、ダイオキシンや環境ホルモンの除去にも卓効があることが判りました。3月17日に特許申請を行いました。6月3日に名古屋国際会議場で行われる日本食品科学学会で発表されることになっています。(本の執筆は5月の連休)水2リットルに1グラムの割合で同粉末を溶かし、野菜をその水で洗浄しますと、その野菜からは、ダイオキシン、大腸菌O―157、緑膿菌、農薬、環境ホルモンなどが除去され、残留有害物質が出ないことが証明されたのです。しかも。この水は何回も洗浄水として使えます。専門家は「天然素材の除去剤」としては、画期的のものだと言いますし、話題になりはじめていますが、その効果に一番びっくりしているのは私を含めた開発仲間たちです。

 その次は、死んだものを生き返らせる「超能力」

2番目に紹介します情報は、普通なら今はまだ私の本などでは世の中に発表しない方がいいことだと思います。

 このことを発表しただけで、「船井幸雄はとんでもない人間でウソつきだ」といわれかねません。

 しかし、何人かの人が現場で見ていましたし、現実に起きたことです。しかも再現性がある………と考えられますし、その状況証拠がそろっています。論理的、体系的にも、私は、その現象の起きた理由が、理解できますし、納得もしています。それだけでなく、この件に深く関わってきた、森田健さんが、現象の起きた翌日には、彼のホームページで発表してしまいました。従いまして事実のみを、そのまま報告しようと思います。私が最近、非常に注目している人に森田健さんがいます。彼は有能な経営者ですが、不思議研究を趣味としている科学者でもあります。自分の経営している会社とは別に、不思議研究所を設立し、めざましい活躍をしております。彼が最も注目しているのが、孫儲琳さんという42歳の中国人女性です。2月1日に来日し2月15日まで滞在していました。2月8日の夜、私たちは駿河湾内の淡島にある淡島ホテルに泊まっていました。私が招待したのです。この夜10時半頃私の宿泊していた同ホテルの610号室で、私ども数人の目の前で、煎ったピーナッツを手にした孫さんは、ピーナッツを蘇生させ、あっと言う間に生きた豆に戻し、そこから芽を出したのです。このときは、船井総研の一人の社員も私といっしょにその事実を見ていました。そのため、この芽の出たピーナッツは、翌日から船井総研の社長室で育てられております。今日(1999年5月7日)時点で40センチメートルくらいの背丈に成長しました。このピーナッツは、市販のもので、それまで、我々はこれを食べながらビールを飲んで話していたのです。

 ハッキリ言ってわれわれは今までの科学的常識を変えねばならなくなりそうです。これから、深く研究してみたいと思っています。

 では3件目の情報を紹介いたします。今年の4月12日のことです。

船井総研の大阪のオフイスへ、ある人が見えました。その人は昔、東証1部上場会社の社長だった人で、技術者としても有名な人です。名前を言えば、経営に関心のある年輩の人なら、たいていは知っている人だと思います。

「船井さん、今日来たのは、実は私の開発したこの技術を、上手に世の中に出す方法がないか相談に来たのです。この技術は、もう3年ほど前に完全に出来上がっています。実験も終わっています。いろんな面で応用もできます。

 たとえば、モーターの燃費を節約することなどは何百という実例で、効果も証明されています。ただ自動車で言えば、今までガソリン1リットルあたり8キロしか走らなかった車が、30キロも50キロも走るので、却って世の中に発表しにくいし、出しにくいのです。論理的にも金属学や重力研究の世界的な学者が折り紙を付けてくれています。どうでしょう、あなたの知恵を貸してくれませんか?」……と言うことだったのです。

 この日、見えた○○○○さんは、この技術についての基礎的な原理を説明してくれました。

  びくっりしたのは、最近、私がよく「癒しの湯」だと例にあげます厚木市の七沢温泉の七沢荘の湯の研究について、私が考えていました原理と全く同じだったことです。

 ダウジングやフーチの達人を七沢荘に連れていって観測をしてもらいますと、常識外のことが起こり、彼らは一瞬、青くなるのです。そこには、強い斥力が働いているようなのです。

 これ以上のことは、もう少し研究しないと、まだ発表できませんが、ともあれ新エネルギーMuなるものの秘密の一端を知り、びっくりいたしました。

 読者は、省エネ率が80%にも90%にもなる省エネ用添加剤が、すでに数年前に開発され、実験ではいろいろなところで、何百例もの再現性のある卓効が発表されている……と言うことを、取りあえず知って置いて下さい。

 このわずか三例のびっくり現象から見ましても、私は、近々「世の中」は大きく変わるだろうと思います。いま、旧来のシステムの矛盾が続出しています、それとともに、新しい息吹も、続出しているのです。

 時流は、これらを見るとすでに変わった……と言っても良いのではないでしょうか。ただ、まだ大衆の目に見えるかたちでの変化にはなっていませんが、その変化も、そんなに遠い先ではないと思います。

 読者の皆さん、いかがでしょうか?云々とあります。

 全く凄いことをサラリと言っています。競争のない社会。共生の社会が来るのは案外速いのかも知れません。経済界で常識外の出来事があるからと言って、科学の世界にも常識外のことが起こるという訳ではありませんが、世紀末の現在、とてつもない事が起こってきて世の中は革命的に進歩するのかも知れません。常識は一度捨ててしまって、非常識なことも、受け入れて見る必要があるように思えます。

 新しいものを受け入れるのは、中年以上の男性が一番駄目らしいです。子供や若い女性が速く受け入れるそうです。時代に乗り遅れて敗者になるか、新しい波に乗ってサーフインするか運命の分かれ道かも知れません。

 猿の世界を観察すると、新しいことに真っ先に飛びつくのは、子供の猿で、次に若い雌猿、その次が若い母親、その後に雌猿が続くそうです。そして、壮年以上の雄猿は最後まで新しいことに低抗するのだそうです。

 
携帯電話の普及

 10月11日付けの日本経済新聞の春秋欄(朝日の天声人語欄に相当)によると、
『日本国内での携帯電話の普及台数は四千万台を突破している。ざっと三人に一人が持っていることになるが、十年後の普及台数はいくらになるのか。移動電話会社の社長さんは三億台から三十億台と言う試算を出す。赤ん坊まで持っても一億二千万台。冗談でしょう。というと社長さんは本気で根拠を説明する。人以外に約一億台の自動車につく。それから六千万台の自転車。五千万台になると言われる携帯パソコン、オートバイ、船と続く。動くものには何でもという皮算用だが、驚いたのは現在千七百万匹の犬や猫も売り込み対象にしていること。「ミーコどこにいるの」。「ミャーオ」。いくらペット愛好家でも、ペット相手に電話はしないが、一種の無線機として位置検索に使えるという。ついでに三十億台という数字は、年間三十億個と言う宅配便の荷物にもと言う発想。荷物は話をしないが、どこに移動中か検索できる。「広州で四本足で食べないのは机と椅子だけ」というジョークがある。日本では「動くモノで携帯がないのは風と水だけ」となるが、社長さんのほら話と笑えないほど情報分野の技術革新のスピードは速い。二年後にサービスが始まる次世代の携帯電話は動画像や大量のデータが送れる情報端末になる。膨大な情報が量産される時代に突入する。心配なのは人間の知恵や知識の方が追いつかず情報不安症候が拡大すること。たかが携帯電話と言えない時代なのだ』。

 とある。こんな発想をした人は身近に居るだろうか。私など全く及びもつかない発想でスケールの大きさといい、動くモノには全部という斬新さといい、脱帽しました。

 規制のないところには、もの凄い発展があるという見本でしょう。私はこれを読んで、全くその通りだ、と全面的に共感しました。日本では動くモノで携帯がつかないのは風と水だけと言う表現は全く正しいと言う時代になるのは、アッと言う間だろうと思います。

 とうとう私も携帯を持つことになりました。6月に買ってその時は使い方を覚えていましたが、9月の初めの土曜日の午後阪神高速でパンクしました。タイヤーの替え時だったのでそのまま高速を出ました。トランクを開けてジャッキを出そうとしましたが取り出し方が判りません。それに奇妙なことにジャッキを上げるための回す工具がありません。工具はドライバーもスパナも見あたりません。打つ手が無くてJAFを呼ぶ羽目になりました、小雨が降ってきたし公衆を探さねばと思いましたが、ふと気が付くと携帯があるのです。早速、掛けることにしました。携帯で外部に初めて掛けるのです、ところがうまく掛かりません、何遍か掛けても駄目です。自宅や事務所に掛けても、掛から無いのです。止むを得ません。公衆を探してJAFに電話して一件落着です。原因は06を押さなかっただけの単純ミスです。短縮にも入れてあったのですが、短縮の使い方が判らなくて役に立ちませんでした。そう言えば何で携帯にはこんなにたくさんの機能が入れてあるのでしょう。

 それ以来、取扱説明書、略して「取説」を持ち歩いていますが、何度読んでも使い方がよく判りません。短縮を300件登録できるのですが、そんなに登録すると今度掛けるときに探すのに苦労だと思ってヨウしません。300件は、30に分類出来るらしいのですが、どう分類したらよいのか迷っているのです。それに殆ど掛けることもないので、面倒くさくなりました。

 便利も過ぎると不便になる見本のようでもあります。若者はドンドン使っているし、私のような者には使いこなせなくて、携帯が使いこなせるか使いこなせないかが老若の分かれ目なのかも知れません。「あなたは携帯を使いこなせますか?」と聞いてみて使いこなせない人は要介護老人に振り分けたらよいのかも知れません。

 技術の進歩はもの凄く早くなりました。昨日の技術は今日はもう古いのです。そんな時代が来るとは、戦争中など考えたこともありません。本当に時代の変遷には驚くばかりです。情報化の時代と言いますが、情報が一瞬のうちに世界中を駆けめぐる時代に行き会わせました。世界中にメッセージを発信することも、世界中から情報を集めることも費用的にも可能になりました。24時間インターネットにつなぎっぱなしにすることも、月五千円くらいになりそうです。パソコンの発達は予想を超えています。ますます発達して人類にとって大きく貢献してくれるモノと楽しみです。

 2000年問題も、言われているようなことはよもありますまい。若干一部の地域かどこかで起きるかも知れませんが、大したことにはならないものと思います。石油が止まったり、食料が止まったり、それによって電気やガスや水道が止まるようなことはありますまい。しかし、それを心配しなければならないほど、世の中に深くあらゆるところにパソコン(マイコン)が組み込まれているのです。すでに毎朝座る便器ににも数個のマイコンが組み込まれています。ソンナと思われるなら、ボタンを押せば湯が出る装置はどうなっているのか調べて下さい。またホテルなどのトイレで、男性の便器の前に立てば、済んだあと自動的に水が流れる装置はどうでしょう。余談ですが最近は便器の前に立てば、シャッと一瞬水が流れるようになっているものまで有ります。快適さはここに極まれりと言ったところです。INAXに多いようですが、東陶にも出てきたようです。

 こういう「きめの細かさ」という点では、日本は世界一だと思います。話が横道にそれました。携帯は、マイコンの固まりみたいなものです。マイコンなくしては出来なっかったものです。衛星で地球のどこに居ても電話がかけられる時代です。費用的に誰でもと迄はいきませんが、段々安くなっていくのでしょう。

 ソンナ時代に、携帯を持って悪戦苦闘している自分にあきれています。なかなか時代について行くのが困難になってきました。若いときとの違いを感じるのはこんなときです。新しい事態に即対応が出来ないときに、老いを意識します。釈迦は「生老病死」を四苦と言いました。生まれて、老いて、病んで、死んでいくのです。その一つが容赦なくやって来ます。『みなみな方覚悟はよろしいか。』

 配達される荷物にも携帯がつく時代。想像もできなかったことが目の前に来ているのです。距離は人の生活からは、意識されなくなるのでしょう。現に顧問先の社長で、インターネットでテレビ電話のように相手の顔を見ながら海外の人と話をしている方が居られます。今のところ繋ぎっぱなしの電話代が月三万円ほどかかります。しかしそれも来年になれば、月5千円くらいになるのですから楽しみです。しかし相手とは英語で会話するそうです。「それがドモナランガナ、英語廃止でヨロコバナンダラヨカッタ。」と今頃後悔しても手遅れです。

 同時通訳のソフトが、そのうち出来るでしょう。それまでボケんと頑張らナクッチャいけません。世界の人口が六十億を突破したとか、そうすると世界中でどれくらいの携帯が要るのでしょう。通信回線はどうなるのでしょう。パンクしそうです。

 このインターネットで世界中の情報を検索出来るソフトの会社で、ヤフーと言う会社があります。ヤフーの株価は一株が四千五百万円しています(四千五百円ではありません)。それがドンドン値上がりしています。まさにインターネット時代の幕開けです。どこに居ても、くるま、電車、トイレ、風呂の中でも世界中とつながる時代になりつつあります。世の中どう変化するのか目が離せません。

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